わたしの愛するひとの、愛の世界が届いた。
火を灯す。今日買ってきた薔薇と共に、炎を見つめる時間を過している。
静かな揺らぎ。
パチパチと弾ける木軸の音。
薔薇に反射する光と影。
''不足など初めからない。
満たされている。''
それと同時に、
''不足しかない。
満たされることなど永遠にない。''
そう感じている自分がいる。
大いなる矛盾。
わたしの中には、おとなとこどもが同居している。好き勝手やって暴れまくりたいこどものわたしと、理性により行動を制限しようとする、おとなのわたし。
どちらか一方に偏ると、もう一方の声が大きく響き出す。
もうずっとその繰り返しだ。
こどものわたしは、とにかくあそびたくて、野原に飛び出して走り回ったり、木登りしたり、海に飛び込んだり、砂の山を作ったり、『おれについてこい!』とか言って、先頭で旗を振り回したりしているし、
おとなのわたしは、そんなことばかりしてたら、ダメだよ。生きていけないからね。と、こどものわたしをなだめ、仕事は真面目にやらなきゃ、と言いながら、平凡な毎日を送ろうとする。
どちらもわたしだ。
だけど、楽しんでるのはこどものわたしだ。嬉しさや喜びを感じることが多いのは、こどものわたしの方なのだ。
わかってる。
わかっていても、おとなのわたしが消えてなくなることもない。
伝えたいことがある。
ここに。
あふれるくらい沢山。
なのに、何ひとつ声に出せない。
魔法のキャンドルに想いを乗せる。
切な願いがどうか届きますように…
これは、おとなのわたしだ。
『カッコつけてないで思ってること言えばいいじゃん!なにが怖いの?はやく次に行こうよ。そんなことより、砂浜で走り回りたいんだよ。』
こどものわたしの声がする。
ね、ほんとそうだよね。
はやくあそびたいのにね。
困ったもんだね。
#Aurea Magic Candles
''THE FIRE PRACE''
'One for you, One for LOVE'
Thanks for your pure Love♡