朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

叫び



ずっと長い間、詩はわたしの人生と共にあった。


生きている実感のない日々を支え続けてくれた唯一の光は、わたしがわたしのために書き続けた魂からのメッセージだった。


詩の中にだけは、いつでも本当のわたしがいた。

思いついた言葉をただ並べて詩作した。

頭は使っていなかった気がする。


''考えるな感じろ!''

とか、

''大事なのは頭じゃなくて心!''


とか言われても、どうしたらいいのかがわからなかった。どうしたらいいのかがわからなかった理由は、言葉を理解するのは、頭の働きだからだ。

そう。言葉は心で感じられない。その言葉が示す体験でしか、心で感じることはできないのだ。


''考えるな感じろ!''

''大事なのは頭じゃなくて心!''


それらの言葉から、自分が心で感じるのは、ほぼ不可能だったということに気づいた。


それを実感することは、ハードルが高い。

何故なら、やることがわたしたちにとって、最大の恐怖だからだ。


魂の声を聴き続けたからこそ、怖いことをやり続けたからこそ、ダサい姿を晒したからこそ、至れる理解。


誰かの言葉の中にあなたの真実は絶対にない。

あなたが惹かれる人の発言に力があるのは、その人が行動し、実際に感じた真実だからだ。

あなたはその人の体験や経験を疑似体験したに過ぎない。

あなたの真実は、あなたがやることでしか真に手にすることはできないのだ。


なんとなくお分かりいただけただろうか。

わたしは決して上から発言している訳ではない。わたしが行動し、至った事実を述べているだけだ。傷だらけの満身創痍である。


しかも、まだそのいちばん怖い体験を控えているだけでやってはいない。

ただ、腹を括ったから(絶対逃げないと決めたから)先に言うことができた。

わたしは、わたしがまずそれをやり遂げ、縁ある人たちに、『大丈夫だよ。わたしが見届けてあげるから、勇気を出してやりなよ。』と言いたいのだ。


そのためなら、なんだってできる気がする。


わたしは、人を愛したい。

愛そのものであるわたしをこの地球で生ききりたい。わたしを愛してくれる人の叫びをいつもこの胸で受けとめていたいのだ。


大丈夫。

みんなでいけるよ。

あのセカイヘ。


死ぬほど怖いことを乗り越えたら、

死ぬほど美しいセカイが目の前に広がるよ。

そこで初めてほんとに笑えるよ。

その自分は最高に輝いてるよ。

ホントだよ。



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祝福🪐