朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

父と喫茶店

父との思い出がある。おそらく、わたしが小学校低学年のあいだのほんの1~2年のこと。毎週日曜日の午前中、家から歩いて5分の場所にあった''あぶらや''という名のお店に、父はわたしを連れて行った。そのお店は昔ながらの純喫茶で、軽くトーストしたロールパ…

3年半前の秋 、76歳で父は他界した。保険の代理店をやっていた父は、営業の外回りの人のような仕事の仕方で、いつも外に出て回っており、休みの日も、家でゴロゴロというよりかは、外に出かけている方が多かった。わたしは最初に言ってしまうと、父のことを…

続...幼少期

保育園でのエピソードはまだ探せばあるけど、つぎに進みたいと思う。池ちゃんのこと池ちゃんとは、当時わたしの家の近所に住んでいたひとり暮らしのおじさんのことだ。見た目は石立鉄男のような特長的な髪型をしており、話し方も、鉄男に似たり寄ったりのハ…

続続幼少期

前回、キリスト教の話の方へと流れていってしまったので、今回はエピソードを。 保育園のとき、ミツノ先生という女の先生がいた。 ミツノ先生は、年長時に担任のような役割をしていた先生で、ショートカットで痩せていて眼鏡をかけていた。 ミツノ先生はあま…

続 幼少期

下書きが消えた…悲しい。幼少期を思い出して、記事を書いてみたら、ひとつの出来事、それに付随した感情が源になり、様々な記憶が泉のように湧き出てきた。忘れないように書き記しておきたいと思う。わたしは4歳から小学校に上がる6歳までの2年間、キリスト…

幼少期

わたしは二十歳で結婚した1998年5月のこと息子が生まれ、5年後に娘が生まれたそして、三十八歳で離婚した2016年3月のことわたしは東京生まれの東京育ちで、父、母、7つ上の姉、5つ上の兄、祖母の6人家族の中で育った。祖母は自宅で雀荘を営んでいた。祖母の…

はじまり

ずっと、実名でブログを書くということをしてみたかった。 でも、できないでいた。誰に読まれるかもわからないものに、自意識過剰要素を持ちこむなんて、ずいぶん幼稚だが、自分を知っている人に見られることが嫌で、やりたかったのにできなかった。では、な…