朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

閃き

今日はお題が浮かばないなぁ~と、ぼんやりしていた。


誕生日だったので、お祝いメールなどを各方面からいただく。非常に嬉しい。何が嬉しいかって、毎年必ずこの日にわたしのことを思い出してくれる人がいるという事実に何にも変え難い歓びがある。それが最も嬉しいことで、アクションがなくとも心のなかで思ってくれる人などもいるかもしれないと想像すると、生きてる甲斐もあるなぁ~と優しい気持ちになる。(なぜか、誕生日までは知らないはずの大好きな人から約一年ぶりに突如メールが来たりする不思議…)


お風呂で半身浴をした。

バスソルトなぞを入れ、リラックスアロマの香りを楽しんでいたら、口が童謡を歌いだしていた。


それは、浜辺の歌だった。


わたしの母は、わたしが子どもの頃から現在までママさんコーラスを続けており、よく家でいろいろな歌を歌っていた。そんな影響もあってか、わたしは、学校で習う童謡全般が好きだった。

特に好きだったのは、''ピクニック''丘ーを越ーえ行こーうよー♪のあれだ。すごく明るくて元気になれる曲。

ちょっと寂しい曲だと、''遠き山に日は落ちて''とか、''朧月夜''とか、''巣立ちの歌''とか。

唯一嫌いだった曲がある。''翼をください''だ。翼をくださいの、あのゆったーりしたスローテンポが、子どもの時分のわたしのリズムにはどうしても合わなかった。わたしはどちらかというと、せっかちだったのだ。歌いながらイライラしてくる曲はあれだけ。早く終わらないかな、といつも密かに思っていた。(ひどい感想。謝謝。)


浜辺の歌をしんとした浴室で歌っていたら、なんだかとても自分がリラックスできた。ふと閃く。録音しよう!

一旦上がり、ネットで歌詞を確認後、再び浴室で歌い録音した。再生する。やはり落ち着く。浴室の水の波動がなんとなく音に含まれている感じがする。これは、癒しの子守唄になるかもしれない。


YouTubeにアップしてみようかな?

誰かの睡眠薬代わりにならないかな?ちょっとこの案は練りたいと思う。


朗読もやりたいので、その前哨戦としてどうだろう。もしもこれに味をしめたら、朗読にチャレンジするハードルも下がるはず。


ちょっとウキウキしてきた。


それではみなさん、おやすみなさい。



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水のゆらぎ