朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

美しい朝

明るい11月がはじまった。


早朝、小川の流れる緑道を歩いた。なまえを知っている花も知らない花も、みな、朝陽に照らされ咲いている。写真を撮る。美しい。

ありがとうお花さん。輝く朝の気配に洗われていく心。一日のはじまり。(あらためて朱里散歩で写真載せます)


昨夜のことはもう忘れた。と思ったら、自分の体験より、遥かにすごい話が飛び込んでくる。前世が関係しているから当然と言えば当然。自覚を持つというのは覚悟がいることだ。歯車は回り始めてだいぶ経つ。


今日はお稽古の日だった。

新しく習い始めた''松の緑''は、結婚式の様子を踊る演目だと先生に指導していただく中で知る。知る前より俄然気持ちが乗る。

わたしという人間は、ほんっとうに勉強嫌いだ。先生は、『自分でも調べてごらん。』などということは一切言わない。『何度もやって覚えるのよ。みんな一緒。』と、あくまでもやりながら覚えればいいと言ってくださる。そう言われると、自分の未熟さがそのまんま、自分の身に染みる。どんなに熟練の人だって芸を磨くことに終わりはない。いつだっていまがスタートだ。そういう意味で言えば、みんな同じだ。未熟者だからって、気負ってもしょうがない。コツコツ積み上げていくのみ。

お稽古終わりに、今週のはじめ先生たちご夫婦がディズニーランド(アフター6)に行ったという話を聞く。20年前に、新婚旅行代わりに行った以来とのこと。なんと微笑ましい!

仲良しのお二人に、〝いつまでも仲良し賞〟を勝手に差し上げたくなる。ディズニーランドの話をする先生はまるで、初めてのデートをした中学生のおんなのこのようであった。いい話が聞けた。有り難や。


自分よ、苦手なことを頑張ったりせず、何も無くとも可愛らしいおんなの人であれ!それがいちばん!



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近所で咲いてた花