朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

日舞の発表会を終えた。


生の三味線の演奏に合わせて2曲踊らせていただく。


演目は、''梅にも春と松の緑''


梅にも春は、新春のお祝い兼恋の唄

松の緑は、未来の結婚式の唄


前回は初めての参加ということで、間違えても、まぁいっか!といった調子で、緊張や気負いなど一切なく、色々と新鮮に楽しめたのだが、今回は自分なりに真面目に稽古に励んできたし、一年続ける間に、欲が出てきていた。


まず、梅にも春で舞台に出て行く時に、出る位置を間違えた。出だしから失敗。踊り自体は、梅にも春に関しては、練習通りにできた気もするが、自分で見れないため実際はわからない。音と振りが合っていなかったかも知れない。よくできた、なんて全く言えないし、思えなかった。


松の緑は、名取さん(お弟子さん)を含めた3人で踊ったのだが、完全にその方のペースに合わせるカタチでやってしまい、振りが全部後手後手になっていた。最後の方の早い動きについていけず、ひとりだけずいぶんズレた気もするし、頭で考えてる時点で自分に負けてた。自分が自分を美しいと思えていないのに、見ている人に美しさなど伝わるわけがない。


今回の会ではたくさん学びがあった。

わたしが、この方たちは美しい!と思う人には共通点があり、踊りの上手さはもちろんだが、その人が自分の魅力を最大限発揮されている時は、舞台から目が離せなくなる。堂々と自信に満ち溢れている人が出しているオーラは輝きが違う。

失礼を承知で言うが、自分に自信のない人の踊りは見ていて退屈でつまらない。それは、本質は絶対に容姿とは関係ないのだが、大概、自信がない人は、自分を容姿が悪いと思い込んでいて、どこかで、輝いている人に嫉妬しているように見えた。そういう人は、踊りも上手くない。


わたしはいま、踊りも上手くなければ、自分に自信もない。だが、その自分から目を背けずに、今日の悔しさを原動力にこれからも続けていきたいとは思った。


自分の魅力を生かし、美しい自分に出会ってみたいのだ。


この気持ちは大事にしていこうと思う。


昨日(12/14)のこと。

わたしは新たな人生がスタートしたことを自分と神様に宣言するために、言挙げをした。


内容の一部を書き残したい。



わたしは私の欲しいもの全部捕りにいきます!


何ひとつ諦めず、妥協せず、安牌なんか投げ捨てて、一発逆転ホームランを打ちます!


そして、自分史上最高の自分と出会って、笑って勝ちます!



よくぞ言った自分。

この自分はカッコいいではないか。

今までにも言霊パワーの威力は立証済みではあったが、目の前の現実に反映されるスピードがグングン早まってきている。すぐさま答えがくる。なんなら、『マジか!すぐ過ぎるだろ!』と、ツッコまずにはいられない。

恐れの現実化は、それを超えるために絶対不可欠な大事な要素なのだ。


それが魂はわかっている。


故に動じていないが、マインド(思考)は容赦なく殺しにかかってくる。

恥ずかしい勘違いを持ち出しては、逃げちゃいなよ!などの言葉や、悪いのは自分じゃないよ、外側の人たちだよ!今までの全部忘れて捨てちゃいなよ!


などと耳元で囁いてくる。

こいつの威力は半端ない。過去に何度もこいつに負けては、同じ課題が目の前に現れ続けた。


うるせー!!!

お前の声などもう二度と聞くもんか!!!


わたしは昨日の言挙げをした自分を愛し抱きしめる。こんなにもこんなにも頑張ってきたことを、これからも頑張ろうとしている自分を見捨てなどしない。引っ張り上げて輝かせる。


女神と娘は同じことをわたしに言った。

マインドに泣かされてる、くそダサいわたしを一蹴するような、クールで乾いた言葉でわたしを励ましてくれた。『そういうダサいとこが可愛いくて大好きなんだよ。』と言ってくれた。


彼女らは、わたしの一体いくつ上の次元にとっくに辿り着いて(元々かも)いたのだろう。めちゃくちゃカッコいいお手本がこんなにも傍にいつづけてくれている事実。


わたしは愛に包まれて生きているし、生きていく。

彼女たちのようになりたいのだ。

仮になれなくても、この自分のまま笑って勝ってる日々を生きている自分があのパラレルにいることを忘れずに今を生きようと思う。


強い気持ちで今を生きるぞ!



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夫婦楠