好きなことは色々ある。
…色々を、とりあえず並べてみようかとも思ったが、手間なので省略。
本当に好きなことって、寝食も忘れて没頭すると聞いたことはあったけど、わたしはこれまでの人生の中で、その経験は皆無だった。
だから、どんなにそれをやっている人が近くにいようと、自分のこととしては捉えられず、本当に?と、ずっとどこかで信じきれずにいた。
が、しかし、
今日それが遂にわたしの人生に訪れた。
朝6時半頃、目が覚めたと同時に、昨日つくった踊りを踊り出したわたしは、なんと、夕方までずっとずっと踊り続けた。
もちろん、流石にエンドレスリピートとまではいかなかったが、本当に、何度も何度も繰り返し5分弱の踊りを続けた。
飽きない。
どんなにやっても、全然飽きない。
それどころか、もっともっと完成度を高めたく、細かい修正を重ねて、やった。
いまやっと、足が痛いことに気づいた。
そりゃそうだ。烈しい踊りではないが、あんなにやれば誰だって、身体痛めるはず。
わたしはこれがやりたかったのだろうか。
なんとなく、日本舞踊もやってるし、昔バレエもやった経験があるし、踊ることは、もしかしたらずっとわたしのコアな部分にあったのかもしれない。
有難いことに、この踊りを仲間の前で披露することになった。本気の仲間と出逢えたことで、わたしの中の小さなわたしが、''やりたい!やりたい!''と騒ぎ出したのだ。
先日叶わなかったポエトリーリーディングの内容もそうだが、蓋を開けたら、出てきたものは、女性性の闇と光だった。
これはやはりわたしの使命とみた。
神様との共同作業。
ひとりひとりの魂は違う。
だから表現として前に出るものも色や形は違う。
けれど、ひとりひとりの心の奥の深い森を行くと、女という生き物の源の源泉に辿り着く。わたしたちは同じものでできている。
それを共有したい。
もう闇は終わらせる。
そして、光の世界を目指して共に歩き出す。
本当にやりたいことって、ただ身体がやりたがることなのかも。頭では考えてなどいない。また踊りたいと思っている。
わたしはわたしから生まれたあの踊りが好きなんだと思う。
今まで知らなかった新しい自分の一面に出会えたことが嬉しい。
ただ、嬉しいのだ。
光を内から放つ