朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

鍵を開けるカギ

わたしは、自分では無自覚だったが、幼少期から、不思議な世界に興味はあった。

たとえば、小学生の頃、行きつけの本屋では決まって、占いや、霊能力者や、心霊写真などの本を手に取り、かなり長時間真剣にそれらを読み込んだ。

自宅にも、なぜだか誰かから譲り受けたであろう、世界中の超能力者辞典などの本があり、その中には、サイババや、ユリゲラーなど有名どころの人物のほかに、名前こそ覚えていないが、ロシアかどこだかの国の女性で、口から煙のようなものを出して、霊を物質化する超能力がある人などもいて、小学生だったわたし的には、この人の能力がいちばんすごいんじゃないか?と思ったことを妙に鮮明に覚えている。


いま、これを書いていて思ったのだが、やはりこういうものに興味を持っていたことは、何故かあまり人に話してはいけないことのような気がしていた。宇宙人やUFOもきっと同じ。 これらは全て、ほとんどの人には、''目に見えない、見たことない''という共通点がある。わたしはこれらを面白い世界だと捉えていたが、ほとんどの人たちは、目に見えない世界を信じることを馬鹿にしたり、糾弾したりするであろう世の空気を、子どもながらに感じとっていたのかも知れない。


魔法使いのアニメなどに夢中になって、自分も魔法使いになれるかも!と胸を躍らせていても、ある日どこかで、それを口にしてしまう純粋無垢な子が、魔法なんか絶対に使えるわけないだろ!と、それを信じない多数に責められてる場面を目にして、『ああ、そうか…』と、もしかしたら、魔法が使えたかもしれない心を封印してしまったのかも知れない。

これはけっこう共感が得られそうな気がする。

人には決して公言できないけれど、胸の中で自分だけが大切にしてきた自分世界がみんなに少なからずあると思う。  多数派が権力を握る世の中で、少数派は肩身が狭く、どうしても白い目で見られてしまう。  誰しも、そういった背景により、本意でなくても、多数派に同調してしまった過去があるのではないだろうか?


しかし、そんな強大な集合体の力に支配される時代も終焉を向かえつつある。


そしてこれからは、そういった子ども時代に固く封印してしまった、ひとりひとりの眩い自分世界の鍵を開け、発信して繋がる時代がはじまっている。   特に、インディゴチルドレンと呼ばれる1970年代後半以降に生まれた世代 で、わたしのような経験がおありの方達は、これからが楽しい時代の幕開けだと思う。


信じるか信じないかはあなた次第なのだから、信じない人はおいといて、信じる同士で魔法を使って大笑いして生きたら良いと思う。

だって、魔法使えたらめちゃくちゃ楽しいから!わたしは使えるようになったら使いまくりたい!ハリーポッターは本の中だけの世界ではないのだろう。  

一流マジシャンはすごい訓練をしているというが、もちろん、魔法使いも瞑想やトレーニングは重要になってくると思う。   なにせ、見えない世界とつながろうっていうんだから、日々鍛錬だ。

鍵を開けるカギは自分の心にある。 自分を貫ける覚悟が何より大事であろう。


そうそう、いまわたしは龍に興味がある。  今までは全くなかった。  でも、Sさんの記事の時に、龍の話題出してることに気づいて、''あ、自分予知してる!''となりました。


わたしの場合、だいたい、情報やビジョンはちょっと前にきて、現実世界と通じるまでにタイムラグがある。  ここから、''時間という概念はない''って話に繋げられるのかもしれないが、残念ながら勉強嫌いのわたしは、だいぶ前から、量子力学について知りなさい、って情報をスルーしてしまっているので、繋げられず……あしからず。


唐突だが、思い出したことがある。

たしかあれは、息子が小学6年生くらいの頃のこと。


その当時、2ちゃんねるが流行っていて、興味本位で、わたしの好きな作家さんを調べて見てみたことがある。そこは、悪口が悪口を呼び、真っ黒なひどい内容となっていた。

わたしはなんとなくその時近くにいた息子に「本を読むくらいその人に興味があるくせに、悪口言いまくる人たちの気持ちって全然わからない。」と言ってみたら、彼がひと言『わからなくていいよ』と返してくれたのだ。


息子は世代的にもクリスタルチルドレンだと思われるのだが、本当に心の優しい子だな、と感動したことはずっと忘れられないと思う。


優しくて繊細な人ほど自分を犠牲にし、人よりたくさん傷ついて生きてきている、そんな気がする。

そういう人たちが自分の好きなことを自由に発信して、喜びを分かち合える世の中にどんどんなっていくよう、わたしみたいに好き勝手なことを、Twitterでも、ブログでも、YouTubeでも、とりあえず発信してみたら、その人の世界は広がっていく。

   

そして、それは同時に、同じような気持ちをひとり抱えていた誰かの心と、かならず見えない世界で繋がると、わたしは強く信じている。



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こどもは精霊🧚‍♀️