朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

心模様

''女心と秋の空''とは、女の男に対する愛情は秋の空模様のように移ろいやすいという意味で使われる。

女は本来それで良いのだと思う。自分を楽しませて自らを輝やかせていれば、本物の輝きに吸い寄せられるように、感度の高いいい男が寄ってくる。そんな気がする。


先日の金星仲間のSくんはこのようなことを言っていた。『僕は前まで彼女に対して、嫉妬とか束縛の気持ちが強くあったんですが、もうしょうがないと諦めました。それは、魅力的な人の周りには魅力的な人が集まるってことが当たり前だとわかったからです。』つまりSくんは、彼女が魅力的な人でほかの人に取られたくないという気持ちから嫉妬や束縛をしたけど、そもそも、相手が魅力的じゃなきゃ自分も好きになってないし、魅力的な人がモテるのは当たり前だとわかったことから、いちいち嫉妬や束縛なんかしてたら、自分も相手も自由を失うし、恋愛が楽しくなくなるとわかったそう。


素晴らしい気づきだ。


やはり男女関係で大事な要素は、''自由と信頼''なんじゃないかな?と想像する(あくまでも、想像)自由のない関係は苦しい。多分束縛や嫉妬の感情は、自分のことも相手のことも信頼できない時に生まれる。言葉(付き合うという約束など)で縛り合う関係性の中では、行ける世界はかなり限定される気がする。それらのことを理解した上で、末永く関係を続けていきたいとお互いに思えた時には、付き合っても、結婚しても、なんでもいいんじゃないか?とか思う。

あくまでも大事なことは、お互いの自由意志を尊重した上で、相手のことを思いやる気持ちが無理なく自然に湧き上がり、尽きない愛を与え合える仲で在り続けることができたら、最高だな、と思う。

努力とかじゃなく、相手のことが大好きだという純粋な気持ちが常に愛の泉から溢れている状態。そんな関係のふたりを目指したい。


今日のわたしは元気である。


欲しかったものが買えてものすごく嬉しい。いま、買えるものは限られているが、限られているからこそ、ひとつの買い物が超絶嬉しく感じられる。あ~しあわせ。ありがとうございます。こんなステキな商品を生み出してくれた人にできれば直接伝えたいが、できないのでブログに想いをしたためる。


楽しい買い物を終え、帰りの電車で、ふと、子どもの頃からよく初詣に通った不動尊に立ち寄ろうかと、途中下車する。時刻は16時すぎ。参道にあるカフェでアメリカーノを飲む。こじんまりした店内は満席だ。YouTubeで日本舞踊の首振りの動画を見て研究。左・真ん中・右と、実際首を振っていたら、左方向の席に座っていたカップルの彼女と目が合う。気にせず何度もやり続け、その度に彼女と目が合う。どう思われていたのだろうか。それを想像してみる。自分の想像力では、日本舞踊の首振り練習をしてるとは浮かばない気がする。まあ、変な人だと思われたことだろう。時刻は17時。不動尊の境内へ向かう。

およそ50mほど歩いて到着。

何やら騒がしい。境内の奥で護摩焚きが丁度始まったところだった。知らなかったのだが、誰でも自由に入れるらしい。やった!これは体験したい。

立派な本堂で行われる護摩焚きはすごい迫力だった。般若心経を唱えるお坊さんと、和太鼓を叩くお坊さんたちと燃え盛る炎を心を鎮めて見つめる。静かに自分を見つめる時間が過ごせ、とてもすっきりした。


昨日の空虚感がもう思い出せない。常にいまは更新されてゆく。


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晴れやか