自愛 - 朱里日記

スピリチュアルな生き方で、人をしあわせに導く力のある人たちがみんな共通して言うことに、自愛(まずは自分をいちばんに愛すこと、自分に優しく、などなど)がある。

自分が満たされていないと、本当には、人に優しくもできないし、人を愛すこともできないということだ。わたしもそれは本当だと思う。満たされている人の笑顔には、それだけで人を癒し包み込むパワーがある。

ただ、自愛の精神は、かなりハードルが高い気もしてしまう。特に、不可抗力により、長い年月、苦しみの中に生きてきた人たちには、簡単には越えられないのではないだろうか。では、そういう人たちがまずできる、現状を変える一歩とは何であろう？誰にでもすぐにできる一歩を模索したい。

わたしがいいと思うのは、このブログでも何度か言っているけど、夢を見ることだと思う。

たとえば、自分で自分をヒーロー、ヒロインに設定した、煌びやかなストーリーの想像ができないとしたら、好きな映画やドラマの主役が自分だったとしたら？の想像でも十分効果はあると思う。とにかく、自分の気分を良くすること、それが大事だと思う。自分の気分を良くすることすら、自分に許しを出せない人は多いのではないだろうか？それくらい、自分を大事に生きてこれなかった人が、この国にはいまも沢山いる気がしている。

頭の中は、心の中は、自由だ。

唯一自由を許されている領域。

ここを使わない手はないだろう。

わたしも一歩ずつ進んできた。闇に汚染された自分のまま、こどもを2人育てることは、地獄だった。けれど、わたしは詩を書いてその時期を乗り切った。あの頃書いた詩の中に本当の自分がいつでもいた。あれは、魂のわたしが書いていたのだと今は理解している。

そう、一歩ずつ。

情報は遮断して、自分の心がほっとする時間を持つこと。好きなことや物や人は、必ずあるはず。いちばん許せない相手に心の中で、ありがとうと言えたら、あなたの人生は、そこから変わると思う。

わたしの好きな言葉に

''為しがたい行為を為さずに、得がたい境地は得られず''

というものがある。

いちばんやりたくないことをやれた時に、現実は動く。憎しみや恨みつらみなど負の感情にありがとうを言ってしまう。何も考えずに、まずは毎日、ありがとうと言ってしまう。愛で全てを包んでしまうと、苦しみから解放される。これが言霊の力だと思う。

得がたい境地に達したとき、はじめて、自分の人生の冒険をスタートできる。わたしは、全ての人に、自分の人生を冒険してほしいのだ。なぜなら、自分の人生ほど面白いものはほかにないのだから。

なんだか、急に真剣になってしまいました。