朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

混沌

頭のなかに語りたいトピックがたくさん散らばっており、なおかつ、そのひとつひとつがまるで整理整頓されておらず、う~む、困った。

とりあえず今日の出来事を連ねてみる。

朝、寝起きにYouTubeで流れてきた、ダウンタウンガキの使いの色々を見始めてしまい、収集がつかないことに。
午前中ずっと笑って過ごす。初めて見た、浜ちゃんが''なんやねん!''のひと言だけで、相手を倒すという意味不明の企画にめちゃくちゃハマる。広いセットに集めた何十人の老弱男女のひとりに目をつけ、突然''なんやねん!''と因縁をつけて闘っていくのだが、ジャッジは松ちゃんの独断。浜ちゃんの強さが半端ないのだが、最終的に、80歳無職の企画の内容を説明されていないおじいちゃんに負けるという結末。
おじいちゃんは意味がわからないので、そもそも闘う気も勝つ気もなく、浜ちゃんがなんやねん!と言うと笑っちゃう。そして、その反応の意外性に浜ちゃんも笑ってしまうという流れだ。

一見ほんと意味不明なのだが、意外とこれって深い気もする。
怒りに怒りをぶつけると争いになるが、怒りに笑いで返すと、笑いが勝つ。許しの強さ。
本当の強さは柔らかく優しい。反対に、弱さは固く厳しい。違うかしら?
まあ、とにかく、こういう意味不明だけど、笑えるものってほんといいな、と思う。ただ面白いから笑う。それだけ。すごい単純明快。作りこんでないものって軽やかだ。

午後はなんだっけ?
夜のお稽古までの時間がすでに思い出せない。まあ、よしとしよう。

今日のお稽古は休みの人が多く、お弟子さんとわたしと先生たちの4人でしばしお茶の時間を過ごす。話題は味噌汁。
先生の旦那さんの香寿羽先生が、味噌汁の具は、シンプルで少ないのがいいと言い出す。先生の味噌汁は具沢山で気に入らないのだそう。お弟子さんの旦那さんも同じく、味噌汁は豆腐しか認めないらしい。先生が前にほかの生徒さんに聞いた話だと、その人の旦那さんなんて、残り野菜(にんじん)を入れて作った味噌汁が気に入らず、まったく手もつけず、自分でラーメンを作って食べたとのこと。

この事実を居合わせたわたしたち女3人は、『ほんと、憎たらしいよねぇ~』と言って笑い合った。憎たらしいけど、おとなの女は、こんな男のわがままを笑って許せるのだ。人生の先輩方との会話は楽しい。大人の会話だなぁ~と嬉しくなる。

12月の勉強会では、梅にも春と松の緑の2曲を踊る。松の緑は日本舞踊の基本の動作がひと通り入っている演目で、名取試験などでも踊ることが多い。
要に差し掛かったな~と思う。当初は名取なんて夢のまた夢と思っていたが、先生の弟子になれるのなら、目指す目標にしてもいい気がしてきた。壇蜜があの色気を日本舞踊で身につけたというのを耳にしてから、実は頭の片隅では、あんな色気を身につけたら女として勝ちだな、などと、何と何の勝負かわからないが、うっすら思ったりしていた。どこまでやれるかわからないが、目の前に目標があるってことが嬉しい。

ひとつずつ前へ進みたい。

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