朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

ゆったり

時折、『…ああ、いまの自分好きだなぁ。』と、わけもなく思う時があるのだが、いまがその時。


その日暮らしへの憧れが現実的になりつつある。女なのにその日暮らし、、。安定を求めて自由を失うのなら、わたしは常に自由を求めて安定を失う方を選びたい。それは、自由のない安定の生活を長く続けたからなのか、今生の魂の冒険には自由が欠かせないからなのか、わからないけれど、多分わたしにとって生きていく上での優先順位は、安定より自由が上なんだと思う。

来月以降のことなど全くわからないような状況なのに、象徴的な夢をあまり見なくなっていることが、今の最大の関心事。もっとインスピレーションが冴えていた時期もあったのに、平和ボケ現象だろうか。

…いや、待て。いまのわたしは、誰がどこからどう見ても平和には程遠い内情しかないではないか。それでも、心の平安が保てている不思議。ふと気づくと口から出るのは『しあわせだなぁ~』の愛言葉だ。


今日はいろいろなことを思っていたはずなのだが、すでに川の如く流れてしまった。普段、どちらかというと、忙しなくチャキチャキ動き回っているタイプのわたしだが、今日はめずらしくゆったりしている。今までの統計的に、これをやったら必ず動揺するだろうことを分かりながら、あえて突っ込んでいくあることを、今日はやってみたのに動揺していない。こんなこと初めてだ。わたしは進化したのだろうか。

そう感じると同時に、あの動揺がもう二度と取り返せないものになってしまったのかと思うと、なぜか愛おしさすら湧いてくる。ひとりで大騒ぎして、喜んだり、悲しんだり、落ち込んだり、浮き足立ったり、泣き笑いしてみたり。

そんな浮き沈みのなかにある色とりどりの感情の機微がもう味わえなくなってしまうかと思うと、それはそれで、ほんとうは寂しいのだ、きっと。わがままだなぁ~と思うが、それが本心。


さっきからやたらと欠伸が止まらないのは、明日の満月の影響かもしれない。今夜は早めに就寝しようと思う。


みなさん良い夢を


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可愛らしい箱庭