遅ればせながら、天気の子を鑑賞(結局見るんかーい!!)
娘に『あれは観た方がいいよ。』とお薦めされたからだ。
感想としていちばん思ったことは、''わたしたちはそういう時代を生きているんだ''ということ。最近こういう現実とファンタジーの融合作品が増えてきているのは、誰の目にも明らかではないだろうか?
あの、かの有名なマトリックスも9月に製作20周年を記念して劇場で期間限定公開が予定されているらしい。それというのも、20年前に生まれたマトリックスの世界に、いまの時代が追いついた(交わり出した)からなのではないだろうか?
わたしはこの作品を鑑賞して、本当に真剣に、いま生きている現実の方が、仮想現実で、ファンタジーだと思っている世界こそが、現実なのかもしれない。などと思ってしまった。
こうして作品になっていることが、すでに並行世界には存在している証のような気がしてならない。
''君の名は''にしても、''天気の子''にしても、どこからが現実で、どこまでがファンタジーか(その逆も)よくわからなくなってしまった。
龍神や、狐の話も出てきたことや、神社のあるビルが東京のどこにあるかすぐに分かったことや、晴れの日依頼者のおばあちゃん家の名前が立花(漢字違いだが同じ苗字)だったことなど、、感情移入ポイントがいくつもあって、そういう意味でも楽しめた。
RADWIMPSはもはや、ミュージシャンというより、新海誠チームの製作者の一部としての要素が強い。それくらい映画との一体感がすごい。野田洋次郎の声は、澄んでるなぁ~と思う。
映画館をあとにして、帰りのバス停に着くまでの10分間、いまはぜんぶ夢かもしれない。そう考えていた。もしそうだとしたら、いま自分のまわりにいる人たちはみんなとても大事なかけがえのない宝物のように思えた。
自分も含めて全員が宝物。
きょうもありがとう
車窓から雨