朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

笑顔

道場初出勤。


Kさんに付きっきりでご指導頂く。


わたしのために一切手抜きをせずに、懇切丁寧にご指導下さる姿に、感謝に絶えない気持ちでいっぱいになる。これも、自分がやってきたことの反省から学んだことだ。

以前のわたしだったら、今日と同じことをして頂いたとしても、これ程までに有難いとは思えなかっただろう。気づいた時がスタートだ。常にいまが勝負時。この気持ちを大切に一日一日を手抜きせずに送りたい。


わたしはここで何をいちばん学びたいかと言うと、チームワークだ。自分を信じ、相手を信じることを体で覚えたい。

コミュニケーションは、自分に自信がなくなると途端に、声の大きさ、アイコンタクトのタイミング、所作などの諸々全ての歯車がズレ出し、仕事がおざなりになっていく。

今までやってきた仕事の中で、自分のウィークポイントはある程度理解している。ここを乗り越える努力を積み上げたい。もちろん3倍速で。成長速度を早めるも遅めるも自分次第だ。のんびりやる気はない。ゆえに、復習・予習を欠かさない。

予習などとは、無縁の人生を送ってきたが、今回からは必要だ。現場で体験できる時間は決まっているが、それ以外は自分次第。


今まで怠けた分もしっかり頑張れよ!

自分へと激を飛ばす。


今日一緒に仕事をしながら、Kさんの人柄を垣間見た。

この人は多分すごく素直。

真っ直ぐで、あまり器用ではなく、シャイで、気を抜くとすぐにダメになる自分を知っているからこそ、自分に厳しく、毎日を丁寧に生き、人生道場という場でコツコツと己を磨いてきただろうことが、伝わってくる。元々器用でちょっとやればすぐできるタイプでは無いことは明らかだ。

…う〜ん、やはり、隙がある人は魅力的。

その隙こそが、愛されポイントになるのだと思う。


学ぶ立場でありながら、大好きな人間観察も同時にやってしまっている。これからわたしは欲張っていくのだ。仕事中のオンとオフの切り替えを身につけながら、新たなチームメンバーの魅力も発見していきたい。


帰り際、今日一日のお礼の挨拶をしていた時に見せてくれたKさんの笑顔は最高に輝いていた。この笑顔を見ながら働けたら、あの輝きはわたしにも伝染し、自然と素敵な笑顔が自分の内側から出てくる予感がする。


自分が明るく笑顔で生きることは、それだけで、誰かの心をちょっと明るくすることができるのかもしれない。

だとしたら、それは、小さなひとつだけれど、とても大事なひとつに違いない。



笑顔で生きよう。



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蒲公英のような