朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

ダイブ!

もう何もしたくない。
ただただ、生きていることが苦しく辛い。
こんな自分には存在する価値もない。
しばらく自分から抜け出して放浪の旅に出てしまいたい。

午前中からずっとそんなことを考えていた。

なんとなく生きていることに耐えられない。自分は終わってしまったのだろうか。

娘はそんなわたしの様子に気づいていたようで、出先からLINEのスタンプを送ってくる。無視しても、色々と送ってくる。仕方ないから、チーン…という感じのスタンプを返すと、『今日はそうゆう日!』『思いっきり怠けよう!』と、コメントをくれた。
けっこういつも怠けてるのに、文句は言われていない。いい奴だな、、と胸に沁みる。

少しだけ心が救われたことで、ふと閃いた携帯のアプリでひとりカラオケを始める。採点もできる。週間ランキング15人中1位を取り、一気に気分が上がる。

絢香のにじいろの歌い出しの歌詞が響く。

''これから始まるあなたの物語
  ずっと長く道は続くよ〜''

そうだった。
これからまた新しいわたしの物語は始まるんだ。終わりゆくものに囚われて、はじまりの喜びを見失っていた。
YouTubeでタロットカード占いなども見てみたら、めちゃくちゃ当たっていて、気持ちが高揚する。


ずっと潜在意識下に閉じ込めてきたやりたいことがわかった気がしてくる。自分がワクワクドキドキ楽しめるクリエイティブなあそび。ひとりじゃなく、仲間と一緒にやること。

実はこれに気づく予兆は数日前からあった。
けれど、決意までには至らなかった。ひとりでやることじゃないから。でもやりたい仲間はもう頭の中にいる。相手も同じ気持ちのはず。(怖い!というだろうが…)

午前中にわたしの心を塞いでいたAの事柄など、いま新たに浮上したBという楽しいあそびの前では取るに足らないちっぽけなことに思えてきた。わたしは(わたしたちは)これを必ずやるだろう。これが本丸だ。
これをやることで、Aの問題は解決するだろう。

手段とかまだ未知。
けれど、大きなブロックを壊せるのは、他のどれでもない。これしかない。

最初からこれしかなかった。
どうして今の今まで気づかなかったんだろう。(見ないようにしていたということ)

あとは、幻想がつくりだした高い崖の上からダイブするのみ!


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青い海へ