朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

発信

昨日の今日で、わたしはスナックのママになる!というひとつの夢を叶えた。

え?こんなに簡単に夢って叶うんだ。

本人がいちばんビックリしている。


来店客数は5名。

みんな、カンパニー界隈の人だった。

一応、わたし個人的に来てもらえたら嬉しい人に声をかけてみたりもしたが、ひとりは京都に移住していて、ひとりは海外にいて、残念ながら来店は頂けなかった。

しかし、スナックをやることを伝えると、『すごい面白い企画ですね!とっても行ってみたいです!是非次回も声かけてください!タイミングが合えば伺います!』と、前向きな応援メッセージがいただけ、とても励みになった。どこかで見ていてくれる人がいることの心強さは大きい。


何分、初めての試みだったので、ひとまずわたしは自分の中にあるママ像をとりあえず演じてみることにした。

そのひとつが、お客さんの名前の最後に、〝ちゃん〟をつけて呼ぶというもの。


Cちゃん、Sちゃん、Hちゃん、Kちゃん、、いちばん呼び方で気に入ったのが、〝ジャイちゃん〟だった。ジャイちゃんて何だ?そんな名前聞いたことない。その時点で、胸熱。

必要以上にジャイちゃんを連呼する。


た、たのしい。


スナック開店時間前に、Cちゃんと話していて彼が言ってくれた言葉がわたしの中に残った。


『ひとりでやる!って言っても、本当にはひとりってまず無い。何でかわかんないけど、誰かしら来るもんだよ。個で行動していても、どこかで繋がっているんだと思う。』


…ずっと、付かず離れずの絶妙な距離感で、界隈の人々と関わり合ってきた人の一言には重みがあった。

ひとりひとりだけど、言葉で縛り合うようなことをしなくとも、自然と集う時は集うという他人との関わり方は、人間に自由意思があるとしたら、本来の在り方に近い気がした。


わたしはそのような関係性に爽やかな風が吹き抜ける希望をみた。


チーママ希望で参加してくれたHちゃんは、チーママの仕事などそっちのけで、場をとっても楽しんでくれて、いっぱい笑ってくれた。彼女の笑顔と笑い声を聞くだけで癒されるわたしがいた。


お酒のチョイスにママのセンスが出ると思い、誰も気にかけていなかったかも知れないが、かなり店頭で考え抜き、選んだウィスキーはサントリーの角。焼酎はいいちこにした。わたしの中の王道をチョイス。(とか言って、わたしは家でも外でもお酒はあまり飲まない。)

次からは、ウィスキーはまた考えたい。いいちこは思い入れが強いのでそのままいく予定。


今回の試みでわかったのは、

やります!と発信してやればいい!

ということ。

それだけだった。


それだけで夢が叶う。

ここまでハードルを低くしてくれた人たちに心から感謝したい。


ひとつやれば、次に繋がる。


好きなことを好きなようにやれる喜び。

やって噛み締めた。


ありがとうございました。


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春!春!春!