朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

卒業

桜の季節だ。


前代未聞のウィルス騒動により、卒業式が行われないなんて、想定外の事態になっている。


卒業式はなくとも、それぞれ、卒業しなければならないことや、場所はある。

そう、尾崎豊が、''支配からの卒業''と歌ったように、わたしにも、卒業しなければならない大事なものがある。


わたしは、自分の使命から卒業する。


長すぎた。

ひとりでい過ぎた。

使命と心中した過去はもういらない。


今世こそはと、並々ならぬ決意の元、また生まれることを許されたというのに、この期に及んで、またわたしは、わたしが使命を生きることが、命を与えて下さった神様への恩返しと思い込もうとしていたのだ。


けれど真実は、神様は、わたしが今世、自分の心に真っ直ぐに、好きなように、生きたいように生きること、そのために、再び命を下さっていたのだ。


だから、わたしが生きたいように生きること、それだけが、本当の恩返しとなる。


''使命からの卒業''


まっ更なわたしがこの人生に望むもの。


それは、


〝  この世界にたったひとりの愛する人と手を取り合って笑って生きていくこと  〟


それだけだ。


ほかには何もいらない。


だから、この孤独と最期の時を過ごす。



ありがとう。


愛してる。





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好きにやりなよ、もっともっと自由にさ