朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

2020年4月

時は2020年4月に入った。


この状況がこのまま続くとしたら、ウィルスにやられる前に、確実に心が死ぬ。

そう思うほどにエネルギーの停滞感が酷い。


人と会えない。

人と会話ができない。

人と交流できない。

人と笑い合えない。


これは深刻な事態だ。

このような事態に直面し、あらためて、人はひとりでは生きていないことを痛感する。


エネルギーは循環することで、常に新鮮さを保ちつづけることができるが、使われないと消えていく。この一週間でわたしのエネルギーは健全に使われることなく、だいぶ消えてしまった。


今日はこの現状に風穴をあけるべく、揚げパン屋さんの予行演習として、パンを生地から作った。今までにもパン作りは何度もしてきたし、なんなら、パン屋さんになりたいと思ったこともあるので、手作りパンには思い入れがある。

とにかく簡単なレシピを検索して、久しぶりのパン作りに励む。

こねる時間も最小限のレシピを選んだくせに、エネルギーを放出すべく、粘土遊びのようにこねまくる。なかなかたのしい。表面が滑らかになるまで伸ばして戻してと、ひたすら続けた。

そこそこ満足。

揚げたてのパンにシュガーをまぶし、パクリ。この瞬間が最高にしあわせだった。食べては揚げ、食べては揚げ、をひたすら繰り返す。出来上がりは、生地はもっちり系で、思ったよりも固めだった。食べてる感はしっかりあったが、もう少しソフトな方が好み。

あれ?

ひょっとして、市販のコッペパン揚げた方がおいしいかも。

でも、それじゃ味気ないよなぁ〜…

でも、おいしければいいかなぁ〜…


次は両方やってみて、食べ比べしてみよーっと!


最近、冴えた記事が書けないのも、わたしのエネルギーは人と会わないとうまく機能しないようなのだ。


人に会いたい。

笑い合いたい。


パンだけじゃ無理!



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揚げパン🥖