朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

ありがとう

昨夜から体調が悪く、今日は道場のしごとを休んだ。

弱っている。気持ちも体も。

恐らく、会いたい人に会えないストレスがいちばんの原因だと思う。

笑えていない。


YouTubeでは、明るい未来の創造をしていこう!的な、発信も多く、無理矢理にでも笑おうと見てはみるが、笑えない。


元気があれば何でもできる。

の真逆。

元気がないから何にもできないのだ。


このような状態に自分がなると、自分が元気な時に、弱っている人に思いを馳せれていないことに気づける。傲慢な自分を知る。

元気な時は、欲も出る。いま実感しているしあわせは、決して当たり前じゃない。それなのに、元気な時は心のどこかで当たり前と思っていて、すぐに感謝を忘れる。

元気がない今、友だちからの『お元気ですか?』のひと言メールや、恩師からの『お大事にね。』などのメッセージなどに、目頭が熱くなる。これらは決して当たり前じゃないのだ。


わたしはなんてしあわせなのだろう。


目を閉じて、思いにまかせて言葉を紡ぐ。

出てくるものは、ありがとうだった。

今までわたしと出会ってくれた人たちを思い浮かべては、ありがとうと呟いた。ひとりひとりに心を込めて感謝した。

願わくば、愛する人にはいつまでも元気でいてほしい。笑って生きていてほしい。

やはり、自分に遺る想いとは、それだけだった。


きっと、わたしたちの肉体がなくなっても、最後には他者と渡し合った愛だけがこの世界に残るのだろう。


この想像は、不安な気持ちを鎮め心を穏やかにしてくれる。


いま生きていることの意味が深まる。

こんな自分でも、誰かの心にそっと寄り添うことはできないだろうか?

そう考え、絵本の朗読をしてnoteにアップした。

その絵本が大好きだという人から、『聞きました!』と連絡をいただく。

よかった。

ひとりでも喜んでくれた人がいた事実に、温かい気持ちが広がる。


弱っている時には、不安が募る。心許ない気持ちを和らげるものは、こんな小さな愛なのだと思う。大それたことなんか必要ない。ただ、いまここに生きる自分にできることをしよう。いつも言ってるけれど、愛ならばどうするか、それを心に問い続けよう。



【 空の絵本 朗読  】

よかったら聞いてみてください。

↓↓↓

https://note.com/like_nanohana/n/n4416830556d9



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自然の美しさに習う