朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

格言

なんだかんだ言って、やっぱり体調がすべてだな、と思う。。


丸2日ばかり、久しぶりの頭痛と不眠に悩まされた。気圧のせいかもしれないが、覚醒したせいかもしれない。

そのせいで、何週間も続いた、ダンスも、筋トレも中断せざるを得なくなり、ひたすら身体を休ませることに集中して時間を過した。甲斐あって、だいぶ落ち着きを取り戻しつつある。


今朝も、出勤途中にあるマンションの駐車場のツバメの巣の中にいるツバメに元気よく『おはよう!』と声をかける。巣からちょこっと見えている頭の部分がほんのちょっとピクっと反応するのを見届けてから歩き出す。

あたらしい一日のはじまり。


最近、道場にある日めくりカレンダーの下に書かれている格言をチェックするのを楽しみにしている。毎週日曜日はお店がお休みだから、日曜日のカレンダーは、土曜日の夜、または、月曜日の朝にただ破ることになる。

23日(土)にわたしは次の日の格言をチェックした。

そこには神さまからのメッセージと思わしきことばが書かれていた。これは欲しい!枕元に貼っておきたいと思い、店長に貰っていいか確認をとると『え?別にいいんじゃない?』との返事。有難く頂戴する。

しかも、それに気づく直前、わたしはお客さんが少ないことをいいことに、店長に一方的に壮大な夢の計画を話しまくっていた。店長は、わたしの夢の話に目をキラキラさせて聞き入り、『それはいいね!ぜひ俺も参加させて。』と、こどものように無邪気に反応してくれた。きっとこの人も遊びたいのだ。


コロナのおかげで、生活時間にゆとりができ、少し先の未来を考える余裕が生まれだした今、楽しい想像が未来を明るくする。しばらくわたしは、創造に没頭することに決めた。

自分に集中している。


……実は少し前のこと、思いがけずわたしは闇に捕まった。『まだいたんかい!?』と、軽くひとりツッコミできるほどには気楽に思えず、結構マジで堕ちた。直視するにはかなりの勇気が必要だったが、かなりの勇気で直視した。ここを避けては通れないことは、直感的に理解できたからだ。

そして、気づいた。

これは背負わされたカルマだったのか、と。

それを無自覚に引き受けてしまった自分に対して、悔しさと、怒りと、虚しさと、痛みと、色んな思いが浮上してきた。わたしは被害者だ。こんな闇、わたしのものじゃなかったのだ。ならば、いまこの瞬間に終わらせよう。要らないものに縛られて、身動き取れないなんてそんな馬鹿げた話など採用しなければいいまでのこと。このことは、気づくことも終わらせることも、ひとりではできなかった。わたしは助けられている。常に、愛によって。


もしかしたらみんな、自分のものではないものに振り回されているんじゃないか?


この長年続く苦しみも、生い立ちのトラウマも、引き金は自分じゃない。

現実に自分の身に起きたことだとしても、発端は自分のものではない地球規模の闇にあったのではないか。本当のことはわからない。けれど、わたしは今回このひとつの仮説を採用することにした。すると、信じられないくらい心がすっきりした。すっきりしたのなら、成功だ。自分にとって良いと思うものを採用すればいいのだ。いつだって、自分で決めればいいんだ。変更しても、死んで生まれ変わっても、終わっても、失っても、また愛せば始められる。


最後に、5月24日(日)の日めくりカレンダーの言葉は、''嵐の前の静けさ''だった。



もうすぐ嵐が来る。



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静かな今