朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

人生初

この6月は人生初続きだ。


はじめての共同生活に加え、はじめての犬がいる暮らしを体験している。


もしも、気が合う者同士だけで暮らしていたら、いかに快適に過ごせるかを、自分の知りうる世界の範囲内だけで選択していくのだろうが、色々な人と共に暮らすということは、自分の意思とは無関係に、想定範囲の外に連れ出される事態が起き、その度にいろんな気持ちになり、心を揺さぶられ、今に挑戦していくことになるのだなぁ、、と、実体験を通して感じている。

人にはそれぞれ、生きる上で自分に最適なペースというものがあると思うが、ひとりでいたら、そのペースが乱されることはないが、新しい価値観などに触れる機会にも恵まれない。


正直今回、わたしは一瞬怯んだ。

まだ慣れない共同生活に加え、犬という未知の命の登場に(わたしは生まれてこの方、犬猫を飼った経験がない)''……わからないけど、大丈夫だろうか?''と。

不安に気持ちが傾くと、逃げ出したいような、自己防衛をしたくなるような、ネガティブな心情に支配される。その状態を好きか嫌いかで判断した場合、嫌いだと思った。想定範囲外の命と共に生きる機会を与えられたことに、なんらかの学びを得たい。都合のいい時だけ良くて、都合が悪くなったら逃げ出すような生き方をお前はしたいのか?自らに問う。答えはNO。どんなことも広く大きな心で受け止められる人にわたしはなりたい。なれないかもしれないけれど、なりたいと思っている自分の気持ちを確認できた。確認できたから、大丈夫だと思えた。

何が起きても『おっ!!面白い展開だなぁ〜』なんて笑って、目の前で起きていることをその時の自分が前向きに楽しんでいけたらいい。楽しめないなら楽しめないで、そんな自分を責めることなく、それもまた受け入れていけばいい。と同時に、他者の選択も、心情も、決してジャッジすることなく、受け止められるよう、心を整えながら日々を送りたい。


中道意識からズレている時は、感謝からも離れている。感謝の気持ちを胸の真ん中に生きたいと思う。



f:id:like_nanohana:20200615105137j:plain


龍が見ている