朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

本気

最近運動不足が深刻なので、散歩をする。
明治神宮まで足を伸ばす。  
明治神宮は原宿側の鳥居から入って、奥の芝生の広場まで歩くと、往復でもなかなかの距離がある。
目論見どおり、いい散歩になった。

その後、活気あるリズムが鳴り響く音につられて、ふらふらと代々木公園方面へ向かうと、ブラジルフェスティバルがやっていた。

筒型の太鼓を軽快に叩く音に合わせ、その場に居合わせた人がみんな踊っていた。  クラブみたいな場所でみんな好き勝手に踊るのとは違って、横並びに前後に何列か並んで、前例真ん中のひとりがリズムに合わせた振りで動きながら前へ進み、その動きを皆が真似してあとからついて行く、というのを何度も繰り返していた。  

とにかく踊ってる人たちが楽しそうで、太鼓のリズムも地面からダイレクトに身体に響いてきて、見物してるわたしもとても楽しい気分になった。 

とても楽しい気分なのに、なぜか、笑って踊る人たちを見ながら涙が溢れてきた。

幸せと喜びのエネルギーは涙を呼ぶのか?
不思議だが、感情に任せ泣き続ける。

わたしも踊りたかったが、踊らなかった。
こういう場面で自意識が邪魔をしてくる。
喜びのダンスをしてる人々を眺めながら、自意識を超えて踊り出す自分になりたいと思っていた 。 

その後、渋谷方面へ向かう途中、アカツメクサの群生を見かける。すぐさま、花冠を作り出す。  花をどんどん摘みながら、罪の意識も湧いてくる。 子どものように無邪気な気持ちであそんでるんだから、と自分に言い聞かす。  かろうじて、''ありがとう''と花に言いながら摘ませていただく。

花冠ができあがる。 最後にまとめた一本の花の下についてた葉は、なんと!四つ葉のクローバーだった。  
これはツイている!  間違いない!
良いことがある兆しとしか思えない!!!

明治神宮では初めて絵馬にこれからの志を記してきた。 
どうなるかはわからないけれど、わたしがやりたいことは、自分も人もしあわせにする神様から与えられたわたしのお役目なのかも知れないと、四つ葉のクローバーを見て、思っていた。


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偶然か必然か🍀