朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

心が喜ぶ方へ

昨日、指導霊様の話をしたから呼ばれたのか、今日は急なお誘いで、上野公園へ行くことに。


上野公園には花園稲荷神社というお稲荷さんがある。


赤い鳥居をくぐって、階段を降りる。

可愛らしい狐さんが左右に鎮座している。

こんにちは!と明るく挨拶をする。


家を出た時は、雨が降ったり、止んだりで天候が落ち着かず、晴れるかなぁ~?と様子を見ていたが、神社に着くなり、勢いよく晴れてきた。  真夏の太陽  歓迎ムード全開!ということで、安心してお参りをする。  


不忍池は睡蓮が咲き出していて、観光客で賑わっていた。  不忍池も睡蓮も好きな漢字が使われている。 音の響きも好みだ。 そう感じる自分の感性を大事にしたい。

感性とは文化に精通しているような気がする。学問として学んだ訳では無いが、なんとなくそんな気がする。


話は逸れるが、昨年の晩秋、ひょんなことから目に留めた日本舞踊の体験レッスンに思いつきで参加した。着物など持っていなかったが、ただ、おもしろそう!という好奇心での飛び込み参加だった。

しかし、そこは行ってみたら、笑顔に人柄がはっきりと表れている素晴らしい先生のお教室であった。 

体験レッスンなどというものは、通常、みんなで準備運動などから入り、触りだけさらっとしかやらせて貰えぬものだろうと高を括っていたが、実際は、所作からひととおりきちんとお教えいただけ、すぐに先生にマンツーマンでご指導いただく、いきなり体験形のレッスンをしていただけた。  


わたしは、準備とかすっ飛ばしてすぐにやりたい派なので、自分と相性がバッチリ合い、なおかつ、先生の人柄が素晴らしくよろしいこの教室に入門することを即決した。   

この時点で、自分がなんの日本舞踊用具も所持してないことには、全く思いは及ばず、次のレッスン直前になって初めて、''あ、何も持ってない、、、どうしよう''となったのだった。


ところが不思議なもので、自分の直感に従ってとんとん拍子で決まったものというのは、天からお助けが入るらしく、実家の母に浴衣はないかしら?と聞いてみると、驚くほど沢山の着物や小物を日本舞踊経験者の知人から譲り受けるという事態に繋がった。   わたしはほぼほぼ何も自分で準備の必要なく、それからお稽古を続けている。 

わたしは自分がお稽古するのは基より、諸先輩方のお稽古を見せていただく時間が大好きで飽きない。  ひとりひとり個性が踊りに現れる。 一変通りではない その人らしさが魅力となり、魅了される。


先生の指導は無駄がなく的確でありながら、笑顔を見せる余裕もある。  とにかく美しくなおかつ格好がいい。 そんなスペシャリストでありながら、お弟子さんにスマホのフリック打ちを教えて貰う茶目っ気もある。 無敵だ。


可愛らしく、芯が強く、凛とした女性に憧れる。 わたし自身はまだまだ未熟で、精進せねば近づけぬ。  恐らく一生精進 死ぬまで精進。

余裕はどのようにして、生まれ育つのだろう。


あ、いいことを思い出した。

そう言えば、以前Aさんに『しゅりさんは可愛いお婆ちゃんになりますよ。目がキラキラした!』と言ってもらったのだった。  目がキラキラしたお婆ちゃんになるには、好奇心を失わずにいることが大切な気がする。

わからないけれど、心が喜ぶ方を毎度当たり前に選んで行けたら、と思う。



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夏本番!!