朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

雷鳴

遠くで雷鳴が轟いている。


天候は不安定のまま、9月は9月のペースに進んでゆく。


体調が不安定だ。

言葉が出てこない。

何かが燃え尽きてしまったようだ。


また生まれ変わるタイミングが来ているのかも知れない。


繰り返す、破壊と再生の連続の日々のスピードに、必死で着いて行った。まだ行ける、もっと行けると、自分を信じて突き進んでいた。『置いていかない。』と言ってくれた気持ちを信じきれず、どこかでそうしなくちゃ置いていかれてしまうという焦燥感が胸の奥にあったのだろう。


わたしは十分頑張ったのだと思う。自分にできることを。身体なんて無視して、湧き上がる衝動に任せて走っていた。やりたくてやっていたのだ。


こんなにも、正しくエネルギーが枯渇している状態は初めてかも知れない。


いまが、今まででいちばん、自分のことをよくわかっている気がする。自分のどういうところが良いところで、どういうところがダメなところか(人間的視点)

ダメなところを改善したら、わたしのこれからは、夢に近づいていくのかな?

けど、ダメなところってなんだろう?そんなものほんとうにあるのかな。この世が生きづらいというだけのことなんじゃないのかな。


今この瞬間はすべてがどうでもよく思えてくる。きっとこの気持ちはすぐに流れて消えていくだろう。


7月が前世のように遠い。

8月も何十年も前のことのよう。


みんなで行きたいとか言いながら、みんなで同じ方向を見ながら進むことには抵抗したい。それぞれ、やり方すら独自のルートで、気がついたら隣にいた、くらいの感じで約束の地で再会したい。

もう文章がこれ以上生まれないので、お決まりの詩にあとの想いは託そうと思う。


**********************************



不確かな


愛を生きている



僕らはいつでも


それぞれの木の上



遠い遠い


セカイを目指して

 


どこへでも行けるんじゃないかって


夢を見てから


地上に降りる




そして


次の瞬間



一目交わして


それぞれの世界へと


全力で駆け出す




時空を超え


最果ての地での再会を夢見て



f:id:like_nanohana:20190911221239j:plain


またきっと逢えるよ