朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

謙虚

2020年始動。


今日からまた新しいわたしが始まった。

意気揚々と、朝からこの気持ちを定着させるべく、メンター各人の格言をメモする。

本当に不思議なくらい時同じくして、4〜5人の素晴らしい先人がわたしの世界に現れた。みなそれぞれ個性があり、『今はこの人だな。』などと、自分のその時の気分で的を絞り、すんなり入ってくる言葉を受け取るようにしている。

すべてを鵜呑みにはしない。

どんなに凄いと思う人であっても、その人の発信に対して自分のなかにすこしでも違和感があれば、それはスルーする気持ちで。

ただ、少し違和感があるからといって『やっぱりこの人は違うかも。』とは思わない。直感でこの人いい!と感じた自分の気持ちは大切にする。この辺りの判断に、自分軸が生きてくる。


いよいよ仕事も今日から始まった。

仕事から離れてだいぶ経ったことで、仕事ができることに自然と感謝の念が生まれた。やっと働けることの喜びも体感した。

人生道場(※わたしの新たな職場です)は人気があるため、少ない人数でまわしている中で、Kさんがわたしに付きっきりの間、ほかのメンバーに必然的に負担をかけることになる。わたしのために、みんなが協力してくれているのだ。

申し訳ない気持ちと、有難い気持ち、更には、みんなのためにも早く仕事を吸収してメンバーの一員になりたい!という希望まで湧いてくる。

ここでは、ひとりの存在が大きい。

簡単には自分の代わりはいないという現場で働きたかったわたしにとって、素晴らしい環境だ。

誰でもいいんじゃない。あなたがいいと思われたい。それが自分を生かす生き方になると思う。まずは自分が学ぶ。

そして、その先に見据える未来がある。


シュピリチュアルとリアルのド真ん中を常に狙っていきたい。

どっちかだけじゃ不完全だ。どっちもあって自分が面白くなる。

リアルからは謙虚であることの美しさを教えられる気がする。外側に見る不満や醜さは、自分の内側を知る手だてに過ぎない。

如何に、どのような場面においても、謙虚に自分を律して真っ直ぐ大地に立つことができるか、そこに重きを置きたい。


12月にたった一日働いた分のお給料を頂いた。期待賃として数百円色を付けてもらっていた。封筒には、師匠がひとりひとりに向け達筆な字で名前を書いており、うわぁ〜…と、じんわり胸に温かい気持ちが広がる。

そこからは、ありがとうの気持ちが確かに伝わってくるものがあった。わたしはこういう行為に打たれる。

師匠という人が何を大切にしているかを伺い知ることができる、感動体験だった。


息子にも今日のこの気持ちを素直に伝える。

伝わったな、という表情を彼がした。

それが答えだと思った。


目の前のひとつひとつを大切に。

謙虚であることを忘れずに。



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元気な蜜柑の木🍊