朱里日記

❁小さな自叙伝からはじまる魂の冒険記❁

シュピリチュアルとは✡️

なんとか、このブログ内だけでいいから、シュピリチュアルを流行らせたい。


このステキな屋号は、あの飲食店で働いていた時の仲間からもらった完全オリジナルだ。


これをくれた子は、わたしより10才ほど年下の女子で、六本木店のバーをスマートにこなせるクールな切れ者だった。

見た目は小柄で、女子力はあるものの、なんとなく男顔のせいか、彼女には綺麗というよりも、ハンサムという言葉が似合うところがあり、彼女の接客を見ていると、女のわたしでもとても惹かれてしまう魅力に溢れていた。仕事を盗む目的ではなく、彼女の接客を見るのが楽しくて、よく営業中ぼーっと眺めていた。

実際のその子は、無口でシャイなところしか人に見せないのだが、内面は勝ち気で負けず嫌いの頑張りや(ものすごく子どもっぽいところもあった)人を見る目があり、変な例えだが、彼女がジャニーズのいちグループ内にいたら、確実にコアなファンをつけられるであろう、独特な立ち位置を獲得できそうな存在感があった。


わたしはその子が生意気にもわたしにだけは、仕事中に関西弁で毎度ダメ出しを容赦なく言ってくるところが好きだった。(彼女バイト→わたし社員…笑笑)


ある日「MYってあたしのこと好きでしょ。」と笑顔で聞いたら、瞬時に超真顔で『嫌いです。』と答えてきた。

そういうところが、大好きだったのだ。


MYは、どんなにわたしに汚い言葉を浴びせても、わたしが彼女を嫌いにならないことに気づき、いつの間にか降参していたようで、飲み会などでお酒が入ると『どういうわけか、朱里さんのことは嫌いになれないんだよな…』などとふいに漏らすのを、わたしは聞き逃さなかった。ふふ。


どうやらわたしは天邪鬼な人を好むらしい。

素直になれない一見可愛げのない人の内側にちゃんとある、可愛いところを心の目で見つけて、そこを「ほんっと、可愛いなぁ~」とひとり感じるのがいいみたい。言葉でいくら否定しても、あるものはあるし、わたしはそこを見ているから、本人が認めなくても関係なく愛してしまう。母性だろうか。


シュピリチュアルと関係ないんじゃ?と思われたかも知れないが、これは大いに関係ある。


わたしは恐らく、魂のお母さん目線でその人(魂)そのものを愛せるのだと思う。あくまでも、魂の話なので実年齢関係なく、お母さんとして。


自分の長所に、人の悪いところもいいところも等しい価値として見れるというのがある。わたしにはほんとにナチュラルにそれができる。これは長所と言っていいのだと思う。

人間みな、悪いところもあって当たり前だし、悪いところがあっても何も問題ないけれど、本人がそれをよくないと思ってる人が多いので、そこを全部まるごと受けとめて愛してしまえば、MYのように降参せざるを得なくなると考えている。


それが、シュピリチュアルの醍醐味。


そのままの自分であることを許される安心感を得たら、再び人は自分から愛せるようになると思う。


愛は自分から渡す。


もし、他者へ差し出した愛を受け取ってもらえなかったとしても、愛は決して失われない。愛は泉のように自然に湧いてくるものだからだ。


自分の中に他者へ渡せる愛があったことを知る(思い出す)ことが何よりも大きなことだ。そのためにも、自分から渡すことが大事なのだ。受け取ってもらえないことに傷つくことを恐れ続けていたら、真の自分を生きる冒険が始まらない。


わたしたちは誰しも、愛そのものとして生まれた。当初は分け隔てなく自ら発した愛も、素直に受け取ってもらえない経験を重ねに重ね、傷つき、迷い、苦しみ、愛を失ってしまったと錯覚した。

その結果、愛されたいと、愛されていないことを前提とした発想が生まれてしまった。


けれど、本来のわたしたちは愛そのものとして生まれた。人を愛すために生まれてきたのだ。


幼少期に、愛を渡す※人のために自ら喜ばれることをしてあげる。愛を受け取る※してもらったことに対してありがとうと感謝する。これらを健全に学べていた(経験できていた)なら、これほどまでに苦しむ必要はなかったはずなのだ。自分は人から感謝される(必要とされる)存在だと、自分を大切にすることを学べたはずなのだ。


だが、残念なことに多くの人は、この経験をせずに大人になってしまったため、自分という愛の起源を軽視することになってしまった。だから、この深い傷を癒してあげたい。


心のしゅーり屋さんの醍醐味はここにある。(さらに素敵な屋号はあるのです♡)


最近、注目記事に動きがあることから、読んでいただいていることを実感でき、ひじょうに嬉しく、ありがたく思っており、今日は熱くなってしまいました。わたしは何者でもありませんが、あなたが本来のあなたに還った時に、本当の愛の縁が結ばれることを信じているので、おもしろがって着いてきていただけたらと思います。


生きていてくれてありがとうございます!



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自分に還る道